こんにちは!スタッフの成本です!
今回はドローンの将来性(防災・救助編)を覗いてみました。
最近youtubeのショートで流れてきて気になったことが。我々に操縦を教えてくれた先生も言っていたことでちょっとまとめてみました。
ドローンといえば、一番に思い浮かぶのは「空撮」だと思います。
その次に点検や農薬散布などが浮かんでくると思いますが、「監視」「捜索」といった点でも、ドローンは活躍している事例がいくつか存在します。
いろいろまとめてみたので、ぜひご覧ください♪
INDEX
防災・救助から広がる“空の仕事”の未来
私たちの暮らしに少しずつ浸透してきた「ドローン」。空撮や農業、点検などで活躍しているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。最近では「防災」や「救助」の分野での活用も進み、命を守るツールとしての注目が高まっています。
災害現場の状況把握や水難事故の捜索、避難誘導――かつては人の手に頼っていた現場に、ドローンという“空からの目”が加わることで、対応のスピードと正確さが大きく変わってきています。
今回は、海外と日本の事例を通して、ドローンがこれからどんな現場で役立っていくのかを考えてみましょう。
海外で注目されたドローンの救助力
2018年、オーストラリアのビーチで2人の若者が高波にのまれ沖へと流されました。救助に向かったのは、ライフセーバーの操縦する1機のドローン。ドローンは約70秒で現場上空に到達し、救命用の浮き具を投下。若者たちは無事に助かりました。
また、同国ではドローンによる「サメ監視」も導入されています。AIによって映像をリアルタイム解析し、サメを発見したらすぐに警報を出す。こうした取り組みにより、海辺の安全対策が格段に強化されています。
このように、「早く・正確に・安全に」動けるドローンは、海岸線の監視や水難事故の防止において、大きな効果を発揮しています。
日本でも進むドローンの防災活用
日本各地でも、少しずつドローンが防災・救助の現場に導入されています。
ある沿岸地域では、地震による津波が懸念される際、自動的にドローンが飛び立ち、海岸沿いにいる人たちに避難を呼びかけるシステムを導入しています。上空からスピーカーで「高台に避難してください」とアナウンスしながら、映像を防災拠点に送信。人の手が届きにくい広い範囲も、素早くカバーできるのが特徴です。
また、山間部では、土砂崩れや倒木で閉ざされた道の状況確認、孤立した住民の捜索などにもドローンが活用されています。人が入りにくい場所でも、ドローンなら安全に上空から状況を把握することができ、救助計画の立案にも役立っています。
今後ドローンが活躍する現場
防災・救助にとどまらず、これからのドローンはさらに多くの現場で活躍が期待されています。
■ 災害後の被害調査・インフラ点検
地震や大雨の直後、人が立ち入れないような場所の状況を確認したり、橋やビルなどの損傷を調べたりするのに、ドローンは非常に有効です。人手をかけずに広範囲を調査できることで、復旧作業も迅速になります。
■ 医薬品や物資の輸送
日本では、過疎地や離島への物資輸送、災害時の物資運搬に向けた実証実験が進められています。海外ではすでに実用化が始まっており、医薬品や血液などの緊急配送に使われています。
■ 地域防災訓練や教育現場
学校や自治体の防災訓練にドローンを活用する例も増えてきました。避難経路の確認や上空からの誘導、避難所の混雑状況の把握など、現実的なシミュレーションに役立っています。
子どもたちがドローンを通じて「地域の安全」について学ぶ機会にもつながり、教育的な面でも注目されています。
2025年から変わるドローン制度
ここで一つ、知っておいてほしいポイントがあります。
2025年から、一定の条件下での飛行には「国家資格(無人航空機操縦士)」が必要になります。
たとえば、目視外飛行や第三者上空の飛行といった、より高度な操作を行うには、しっかりとした知識と技能が求められるようになります。
2025年12月からは、趣味使用のドローンでも国家資格がないと申請の許可が取れなくなります。
広大な土地があり、30m以上人または物件から離れることができれば、目視内で飛ばすことはできても、空撮だとまず目視外になってしまうので、まず申請は必要になってきますね。
ドローンの未来を、あなたの手で
ドローンは、これまで人の手が届かなかった場所を“見て・届けて・伝える”ための新しい道具です。今や、その役割はレジャーや撮影を超え、「人の命を守る」「社会のインフラを支える」技術として進化し続けています。
そして今後、ドローンを操縦できる人材は、防災・物流・調査・教育などさまざまな現場でますます求められる存在になっていくはずです。
私たちのスクールでは、国家資格取得に対応したカリキュラムや、未経験の方からプロを目指す方まで、幅広い学びの場を提供しています。
まとめ:空から未来を守るという選択
ドローンの活躍の場は、年々広がり続けています。そしてそれは、専門家や一部の人だけでなく、「これから知りたい・学びたい」と思ったあなたにも開かれている道です。
もし、空から誰かの命を守る未来をつくっていきたいと思ったなら――
ぜひ、一緒にその第一歩を踏み出してみませんか?